食品のルート営業からの転職です。営業成績は1番で、結果には満足していましたが、売上を上げるために、お客様のニーズに合わない売り方もする必要がありました。だんだんそのことが自分の中で疑問になってきて、「人のためになるような仕事ってないのかな。」と思い始めたのが転職のきっかけです。実は人材派遣や人材紹介について全く知らなかったのですが、就職支援、企業への人材提供などの仕事そのものに興味を持ち、入社を決めました。
振り返ると、最初の１年間は、数字（売上）が伸びませんでした。物を売る仕事（売ったら達成すること）と、人材サービス（無形商材）は大きく違うと感じました。物は特性が決まっていて同じ長所を伝えられるが、人材は本当に十人十色。そのため、相手を大切にできる人が成績を残せると思っています。今では長く働いてくれる派遣社員も多くいます。派遣社員から、担当企業様の直接雇用になったり、正社員になっていかれる姿も随分みてきました。キャリアアップの後押しができるこの仕事は本当にやりがいがありますね。

半導体関連などの製造分野においてはそれなりに知識がついてきました。営業で様々な企業様と商談を行いながら、勉強をして身に着いたものです。ここ1～2年は、新規の企業様を訪問する際も、派遣の案件だけの商談ではなく、何か一緒にできることはないか？という考えで営業を行っています。ただの人材派遣会社ではなく、協力企業として、困っていることを一緒に解決できないか？という視点です。私が考える「営業力」は、発想力、柔軟な思考力ですね。この強みを生かして、社内でポジションをつくっていきたいです。